罵倒、恫喝は「怒られる」、長時間暴言を吐かれることを「説教」という

 モラハラの家庭では

罵倒、恫喝は「怒られる」、長時間暴言を吐かれることを「説教」と言ってます。

 当事者としては当たり前、常識中の常識です。

 

 暴力だとは思ってはいけないし、口答えすればこちらがいかに愚かで能無しの下民であるかという「説教」が追加されて、更に心身が疲弊し時間が奪われます。

怖いからDVであるという事実を否定してかりそめの平和を維持しています。

 

 もし、モラハラ被害を疑う相手がいた場合「相手の機嫌を損ねたりちょっとしたミスしただけでも「怒られ」たり「説教される」みたいなことない?」と聞いてみると良いかもしれません。

 これってモラハラ?って心配になったら地域の悩み相談やカウンセリングなどに聞いてみると良いです。「これってモラハラでしょうか?」と1つ2つの話では分かりませんが、辛い怖い恥ずかしいと思った出来事を話していくと異常さを分かってもらえるかもしれません。

 注意点は「絶対に分かるはず」と思わないこと。相手も人間ですから、いろんな価値観を持っています。複数の相談員さんに聞けるのが理想ですね。友人家族に相談するのは二次被害を受ける可能性があるから慎重に。

 

被害者心理としては

  • いい年して怒鳴られるって恥ずかしい
  • 好きな相手から暴言を吐かれるなんて辛すぎる
  • 好きって言ってる愛しているからだって言われた
  • 嫌われていない

  自分を好きって言ってくれているんだから私が悪くて怒られているんだろう…

 

加害者心理としては

  • 嫌な事があった
  • つまらない、思い通りにならない
  • 愛しているのに相手が言う通りにできない
  • 自分が不機嫌なのに気が利かない

  お前みたいなやつでも愛してあげているのに誠意が感じられない酷い許せない

 

 私の場合は「結婚して幸せになる」「人より苦労して人より幸せになって世間を見返してやるからお前も協力してくれよ(苦痛を訴える感じで)」っていうお相手でした。

 私は「無目的に苦労したからといって他人より幸せになるとは限らない」「幸せになって世間見返すことにはならない」「そもそも[見返す]って何(イラっと)」と言い返しましたが、

「お前はなんにも分かっていない」「世間知らずだから」と言って聞いてはもらえませんでした。