モラハラを受けていると自分の趣味を持ってはいけないと思ってしまう

 結婚していた時、趣味の習い事はもちろん、友人と外食をしたり、ママ友を作ったり人付き合いはしてはいけないと思った。

 結婚前から元夫と結婚すれば、趣味などやってはいけないと言うだろうと思っていた。

 第三者の前で「習い事をしたい」と言えば、笑顔で承諾してくれるだろうが、家の中に入り玄関のドアを閉めた瞬間から、「習い事をしたい」ということが、無責任で家族を顧みない最低な妻のすることであると、お前は最低な妻だと説教されるのが目に浮かぶ。

 趣味を持つこともママ友と外食や旅行をすることも私は「悪い」とは思わない。むしろ良いことに思うが、それを許されないと思っているので、我慢したし誘いも断った。

 一方、夫の得になったり、世間から見て好印象を与えると思われる家庭菜園は、世話をする時間が取れなくて、やらないと言っても夫が植え付けをし、管理収穫は私がした。

 

 別居して、離婚して、母や女性(悩み)相談の相談員にも勧められて、手軽に始められる地域の体操教室や野草教室などに行っている。

 自分に時間やお金を使う 女性や主婦を 悪く言う夫と生活していたことを、密かに申し訳なく思っている。

 

最近車の中から出てきた別居当時のメモ 書字障害(LD)、ADHDの片づけられない特性

↑よーく考えないと何が書かれているか自分でも分からない。

「私が今の収入(貯金)とは別に一千万円用意できないから?」「そうだ」

「私が正社員じゃないから?」「そうだ。だから義母に助けてもらうんじゃないか」と言われた。

 「まあ座れ」の語気の強さが想像できるだろうか?同じモラハラ被害者なら震え上がるセリフだろう。

 義母が義兄夫婦と住んでる家を売って一千万円を用意し、済む家がなくなった義兄夫婦を捨てて私たち家族と住むという計画だった。

 大抵のことは、妊娠したために正社員を辞めさせられた私が、正社員ではないから悪いと怒られて、責められた。正社員を辞めさせられることも、一度辞めたら(女性が)正社員で働くことが出来なくなることは結婚前に伝えていたが、「何とかなるから大丈夫だよ」と強引に押し切られてしまっていた。

 

 

モラハラ思考 自分以外のためにお金を使うのが許せない

 夫婦のお金は主人であるモラハラ夫(妻)のためになることに使うべきであって、個人の趣味や楽しみのために使うべきではないと言われていたり、思わされていたりする。

 モラハラ被害者の時間もお金も加害者のためにあると思っているので、自分(被害者)のために時間を使ってはいけないと思っている。

 

モラハラ思考 こちらが楽しんでいるのが許せない

 たとえ世間話をしただけであっても、楽しいと思ってはいけない。

 自分の知らないところでモラハラ被害者だけが楽しむことが許せない。一緒に楽しむのも許せない。モラハラ加害者が与えた物事にだけ、喜び感謝するべきと思っている。

 

モラハラ思考 被害者意識が強い

 モラハラ加害者は「奪われた」と思うからだ。何を奪われたかはどうでもいい。とにかく何かを奪われたと思い怒ってくる。

 加害者は羨ましいという気持ちを持つことがあってはならないと思っているので、認知を歪めて被害があったことにしている。謝らせることで、事実を隠蔽し自尊心を保っている。

 

モラハラ思考 全ての行動を監視する

 モラハラ加害者はモラハラ加害者より被害者の方が「良い思い」をしていることが許せないと思っている。許されない「良い思い」をしていないか、行動やスマホの内容など気づかれないように監視している。

 

モラハラ思考 周囲に相談をさせないようにしている

 モラハラ加害者は、自分のしていることが間違っていることを知っている。加害をしていることが知れたら自分の立場が悪くなり、自分の物であるターゲットを奪われると思っている。相談ではなく「チクった」と感じる。

 ただ悩みを相談しただけでも、加害者に相談せずに他者に相談したことを謝らせる。