「モラハラをする人は平気で嘘をつく」
これは、ネットで見たモラハラの特徴の一つですが、
自分(元夫)だけではなかったのかと驚きました。
呼吸するように嘘をつくんですよね。
だから私の聞き間違いだったのか夫が勘違いしたことを言っているのか一緒に暮らしている当人でさえ分からないことが多いです。
モラハラを受けていると友人や家族と連絡が取れなくなります。監視されているし見つかると「非常識なことをした」と責められてしまいます。
まだ連絡が取れれば友人や家族でもいいし働いていれば職場の話しやすい人、公的な悩み相談、電話相談、カウンセリングなんかでもいいので「こんなこと言ってたんだけど」って答え合わせをしてみるといいかもしれません。
気をつけなきゃいけないことは、相手がその友人たちに「あいつは嘘つきだから」ってさりげなく先手を打っていたりすることもあるってこと。友人に「モラハラそのものの相談」はとにかく慎重に。
(実話)
ある日(元)夫が突然「CRC(金属の潤滑剤)って金属を溶かすからあまり使わない方がいいよ」となんの脈絡もなく突然言われて不思議に思ったので、バイト先の詳しそうなおじさんに聞いてみたら「聞いたことない」と言ったので、疑っていないふりをしながら
「会社のおじさんは知らなかったみたいだよ」と知らなかったことを話したら、
「へ~そうなんだ。知らなかった。お前は物知りだねー」って一方的に言われて
「あなたが言ったことだよ」って私が言っても「言ってない」「そんなこと知るわけがない」と言って「お前はすごいねー」と最後まで自分は言ってないという体で押し切られてしまいました。
今思い出していてもあの時の感覚が鮮明によみがえります。
両腕が自分のものではないような、怒りに震えると同時に自ら全力で抑えているようなフワフワした感覚です。頭や肺も同じです。
相手が本当に覚えていないかもしれない。
相手がただ勘違いしていたかもしれない。
ただ勘違いしたことを言った、のを 忘れているだけかもしれない。
なんの証明もできない。それを「気のせいだ」と思って忘れなきゃいけない。覚えているのが許されないそんな記憶の断片です。