自伝14話/27 育児(事実を歪曲するモラハラ)

 私の理想の未来像は

  • 生涯独身で新卒で入った会社に居続ける
  • 25才まで働いて結婚→出産後育児に専念→少時間から働き始めて→下の子が3年生になったらフルタイム
  • 子どもが必要になったら塾やお稽古ごとなど適度に行かせたい

と思っていたが、それが叶わず

 20歳で結婚出産したので、育児に専念する余裕はなかったが、会社を辞めさせられてしまったので、保育園に預けられない。

 子どもが0歳6か月くらいに近くの保育園に行き、保育園の先生に子どもを預けられるか聞くと「こんな小さな子を保育園に預けるなんて可哀そうよ」「子どもは親の愛情を受けて育つものだから、働かずに子どもを育ててあげなきゃ」と言われてしまった。

 でも、子どもを育てていくのも自分が生きていくにもお金は必要で、夫の収入だけでは足りない。貯金もほとんどできずに結婚しているので、子どもが小学校上がるころには生活費を借金していかなければならなくなる。

 保育園の定員もギリギリの状態だったから、1歳までは夫の顔色を伺いながら家で子育てするしかなかった。

 

 (元)夫の仕事が交代勤務で子どもの泣く声や子どもの声で寝られない(夫2階、子供1階の部屋でドアを閉めて生活していても)と怒られて「お前たちは毎日遊んでいるようなものだろうけど、俺はお前たちを養うために働いているんだ。お前たちはもっと俺に気を使ってもいいんじゃないか?」と言われて、

24時間子供に付きっ切りで、洗濯や食器洗い食事の支度など数分目を離すことも難しく、洗濯機が止まっていても子どもが起きているから洗濯ものを干せない、子どもがお昼寝をしている間に食器洗いをしようとしても、子どもが起きて泣き出すと私が手に付いた泡を落として手を拭き、子どもに駆け寄る前に 夫が2階からドタドタと走って降りてきて子どもを抱え上げ「こんなに泣いているのにお前は一体何をしていたんだ」と怒鳴られてしまう。

 何も出来なくなって困り果てていると「子どもは泣くのが仕事なんだよ。ちょっとぐらい泣いても大丈夫だから、家事はちゃんとしないと。」と言われ、「○○が泣いているとあなたに怒られる」と訴えると「俺はそんなことは言っていない。だから、泣いても大丈夫だって言ってるだろ。」と怒り気味に言われてしまって、話し合いにならずに諦めるしかなかった。

 おんぶ紐を使ってみたが2週間くらいで肩が痛くなって使えなくなった。

 ほとんど家事をする時間は取れず、子どもの起きている時間は『声を出させない』ということができないので、昼間は1日中家の周りを散歩するか、デパートなどに行き、お金を使わないようにうろうろ徘徊するようにしていた。

 

 部屋で楽しそうに子どもが声を出して遊んでいるのを見て「夫に怒られる(怯)」と、何度子どもの口を塞ごうとしたか・・・

 

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